イベントレポート(2001年2月3日)          

第3回 靖 三元リーガロイヤルホテル「天壇王府」

「食」を通じて料理の作り手と読者をつなぐ交流会

あまから倶楽部

  2月3日、リーガロイヤルホテル15階「天壇王府」で第3回の「あまから倶楽部」が開催された。朝から小雪がちらつく寒い日だったが、読者の期待は高く、1時間前からお客様が続々と姿を見せはじめた。
 弊誌編集部顧問、門上武司とリーガロイヤルホテルのマスターソムリエ岡昌治さんの楽しいトークで会は盛り上がった。特に今回は岡さんのホームグラウンドということもあり、正装されてのご登場。本日の料理とワインの相性についての話など次々と披露された。
 最初に中国で12人程しかいないという特級一級厨師の靖三元さんから挨拶と料理について解説。参加者は貴重な話を聞き漏らすまいと熱心に耳を傾けた。
 前菜が運ばれてくると、会場の熱気が一段と高まる。孔雀と梅花をかたどった料理の美しさに思わず感嘆の声があがった。今日初めて会った読者の方同士が円卓を囲み自然と会話も弾んでゆく。各テーブルとも笑い声がもれ終始和やかな雰囲気。弊誌のスタッフも会に参加させていただいたのだが、普段お会いできない読者の声を聴くいい機会となった。なかには、「あまから手帖」を創刊号からすべて保存していて、3回連続あまから倶楽部に参加しているという熱烈なファンも。
 「天壇王府」名物の海老チリ、ふかひれ料理はもちろんのこと季節の素材をふんだんに使った豪華な献立で、ボリュームも満点。中華料理のダイナミックな魅力を感じさせる内容だった。「白菜の鶏すりみ包み 千貝柱煮込み」は参加者から「私にとって初めて味わうもの」とお便りをいただいたほど。
 もちろんそのすべての料理の味わいをさらに深めるワインを堪能したことはいうまでもない。特に果実の深い味わいのカリフォルニア産メルロー(赤ワイン)と鴨料理の組合せはさすがソムリエ岡さんと納得する味わい。
 すべてのお料理が終わったところでもう一度、靖さんに登場いただいた。「質問のある方いらっしゃいますか」という声とともに次々と手があがる。「今日の白菜の料理とっても美味しかったのですが、どのくらい煮込んでいるのですか?」「また同じスープ食べたいんだけど無理でしょうか?」など楽しい質問が多数あった。
 会の最後には抽選会が行われ、当日飲んで頂いたワインやリーガロイヤルホテルの宿泊券などが当たった幸運な読者の方も。
 今回は中華料理ということもあってか、和やかな雰囲気。また1、2回目の「あまから倶楽部」よりもシェフに質問をしたり、出てきた料理の写真をとったりと積極的な方の参加者が多く会は大変盛り上がった。
主催/あまから手帖 協力/日本リカー株式会社

2001/2/3 取材 吉野和美