イベントレポート(2002年2月2日)          

第6回 松田光弘「ラ・フルール」

「食」を通じて料理の作り手と読者をつなぐ交流会

あまから倶楽部

2月2日、ホテルグランヴィア京都「ラ・フルール」で第6回あまから倶楽部が開催された。今回は昼の部と夜の部の2回行われ、なるべくたくさんの読者の方に楽しんでいただこうとさまざまな趣向が凝らされた。
ホテルのフレンチというとなんだか緊張してしまいがちだが、「ラ・フルール」は訪れたお客様をあたたかく迎える家庭的な雰囲気。
まずは、弊誌・編集長岩崎平と弊誌編集部顧問・門上武司の挨拶。その後、リーガロイヤルホテルのマスターソムリエ岡昌治さんによるワインセミナーが開催された。
ワイン用ぶどうの特産地のお話やワイングラスの持ち方など楽しいワインのお話に参加者も大満足。20分ほどのワインセミナーが終わると、「サンテ(健康)!」と乾杯し、なごやかにあまから倶楽部が始まった。
食事中、門上氏の質問に松田光弘シェフが答えるという形で本日の料理についていろいろと説明があった。(本日のMENUはこちら)。フランス料理をおいしく、たくさん召し上がって頂くためふんだんに野菜を使っているそう。まず運ばれてきた食前のお楽しみはトリュフのジュースを固めた茶碗むしのような逸品。ふんわりとした食感と濃厚な味わいがとても美味。
その後、フォアグラや鱈などを使った美しい料理が3品ほど運ばれ、いよいよメインであるフランスバルバリー産鴨のローストをいただくことに。レストランの中央に特別にスペースが設けられ、川崎支配人に鴨をさばいていただいた。その的確で流れるような技に参加者は驚き、もっとじっくり見ようと支配人のそばに集まっていた。一羽の鴨が瞬く間にさばかれ、一皿の料理となった。

川崎支配人の華麗な技を披露

メインの鴨ローストをしっかりと堪能した後には、フランス産フレッシュチーズ。青かびタイプ、ウォッシュタイプ、白かびタイプ、シェーブルタイプなど7種の中から参加者の好きなタイプを選ぶのだが、これは参加者に大好評。隣りに座っている人と少しずつ取り分けていただいたりと、初めて会った方どうしの交流もあった。今回も鴨やチーズに合うワインを株式会社アルカンさまよりご提供いただいた。料理の味を生かし、ワインの味も愉しめた。
もうこれでお腹も満足と思っていたのだが、甘いものは別腹。ココナッツのアイスクリームとチョコレートムースが運ばれてくるとぺろりとたいらげてしまった。
窓からはライトアップされた京都タワーが見えて雰囲気も抜群。夢のようなフルコースをいただいき参加者は一様に満足されたようだった。

主催/あまから手帖 協力/株式会社アルカン、株式会社登里多弥

2002/2/2 取材 吉野和美