2007年2月
今冬、案外寒さはマシですが、やっぱり冬は鍋がいいですよね。
みなさんはお家で、何の鍋をよく作られますか? おでん、すき焼き、しゃぶしゃぶ、水炊き…。いろんな鍋がありますが、2月号第2特集では、家庭ではなかなか作りにくいユニークな鍋料理の店を揃えようと考えました。
熊、スッポンなどはもちろんのこと、まるごと1個の大きなかぶらを茹でて作るかぶら鍋、トロトロの豚足と中華スパイスが入った台湾もつ鍋など、家庭では難しい鍋でしょう。
今回、取材・ロケハンに行って再認識したのは、いい鍋はとにかくだしが旨いということ。ついつい飲み干してしまいます。
 スッポンベースに猪肉を入れることで、だしの味が劇的に変化する、という超ユニークな鍋もありました。このように鍋の楽しみのひとつに食べ方の変化がありますよね。
鍋の締めに、うどんや中華麺を入れたり、おじやや雑炊にしたりといった変化も鍋の楽しみのひとつといっていいでしょう。
大阪・天満橋の『マルミット』という店では、パスタ、フォンデュ、リゾットと、鍋を4度美味しくいただけるアイデアフランス鍋をいただきました。
このあたりのアイデアは海外でもあるのかもしれませんが、具から出た旨みたっぷりのだしをとことん味わい尽したいという、日本人ならではの知恵の結晶、旨みに対する欲望ではないだろうかと思いました。
ロケハンで、この知恵をまるごと味わい尽していると、いつものように一日数軒のロケハン活動は不可能です。その点では、非常に苦労しましたが、精のつく食材、コラーゲンたっぷりの食材を食べまくった結果、赤ちゃんもかくやの、ツルツルお肌になりました。お風呂に入っても水を弾きそう。
ご婦人方にも是非楽しんでいただきたい特集です。(慎)