|
2008年2月
1日3食麺でもいいほど麺好きの私。待ってました麺特集、と密かに思っていました。寒さが厳しいこの時期。鍋もいいけど、てっとり早く身体を温めるのは、やっぱり麺ですよ、ということで、2月号第2特集ではあったかい麺を揃えました。しかし、テーマはただのあったかい麺ではなく、「多量の湯気、遠赤外線を放つ、それでいておいしい熱々な麺」。写真を見ているだけでもホットになれる特集を企画しました。今まで掲載することが少なかった、ピリ辛麺や、あんかけうどん、鍋焼きうどんをはじめ、ほかにも面白い麺が出てくるはずだと、意気揚々とロケハンに挑みました。しかし、序盤から苦戦…。あんかけ、鍋焼き、土鍋、担々麺と名のつく麺の情報を仕入れては食べ、麺の熱々度をチェック。短時間で食べられるゆえ、1日で4〜5杯食べる日も。私はもう麺が半分嫌いになり、一緒に担当した編集部Kもうどんの夢にうなされるほど…。一番苦労したのは、メニュー名を見ただけでは、見た目の熱々加減が分からないところ。そこでライターさんに教えてもらった、とあるうどん屋さんで「一番熱いのを出してください」と言ってみました。すると、湯気を立てながら運ばれてきたのがとろとろの卵スープ(?)うどんでした。舌をやけどするほどアツアツ!今回ご紹介している、神戸・水道筋商店街『な也』の「たまごあんかけうどん」です。シンプルな鶏卵うどんなのですが、あんが硬すぎず柔らかすぎずとろみ具合が絶妙。うどんの後、スープにごはんを入れてたまご雑炊風にしても楽しめます。
早速、取材をさせていただくことになったのですが、こちらはうどん屋なのにライブハウスにもなるおもしろい店。撮影日もライブがあるからと、16時前には店を閉め、スタッフみんなでステージづくりを始めていました。店の奥から運んでくる音響設備や機材はライブハウス顔負けのもの。店主の岡田和浩さんは大の音楽好きで、自身も教会でゴスペルを歌っています。次の取材が入っていたので、ライブを見学する時間はなかったのですが、ライブを見ながらお酒を、ではなくうどんをずるずるっと。これは、麺の新しい楽しみ方かもしれませんね。 (梢)
|