|
2008年5月
食べることが仕事のロケハン。とにかく“食べる”という行為は変わりませんが、実は特集によって少しつらさが違います。
例えば、大阪のキタやミナミ、京都などのエリア特集なら、ジャンルはさまざま。いろいろなものを食べられるので、比較的食生活が健康的で、飽きもきません。
また、イタリアンやフレンチなどがテーマの時は、胃疲れすることはあるけれどメニューのバラエティ多彩なので、気分が変わって楽しく過ごせます。
一方、大変なのは、ひとつの素材やメニューに絞り込んだテーマの時。5月号の第2特集、バーガーもそのひとつでした。バーガーを構成しているものは、バンズ、パティ、レタスなどの野菜、ソースが基本。ライスバーガーなどの変化球系は視野に入れてなかったので、なおさら味の幅は狭まります。
それらを毎日食べ続けていると、だんだんと違うものが食べたくて仕方なくなってくるのは必然ですよね…いや、美味しいんですよ。バンズもパティも店ごとに違うから、多少の変化はもちろんあります。でも、同じものを長期間食べ続けるのは、正直しんどいです。そんな小さな苦しみと戦いつつ、日々ロケハンを行っています。
そんな戦いの中、このバーガーロケハンで私はひとつのスキルを得ることができました。それは、バーガーをきれいに食べるテクニック。
ロケハン開始時は、具材が多く、高さのあるバーガーをどう食べていいものか分からず、ポタポタとソースをこぼしまくり、テーブルはぐちゃぐちゃ。恥ずかしくてたまりませんでした。それが、ロケハンを重ねるごとに食べ方のコツをつかみ、一部のスタッフの間で、「すごい上手に食べるね!」と評価を受けるまでに成長。
いろんな種類を食べるため、ロケハン時に二人で分けていただくことも多かったので、ナイフでバーガーを切るのも上達しました。最初のころは切っている途中で具材がはみだして落ちてしまい、さんざんでしたが、しっかりサンドされたままで、美しく切り分けられるようになったのです。
こんな小さな幸せも、ロケハンの醍醐味のひとつです。
ちなみに、キレイにバーガーを食べるための一番のコツは、恥ずかしがらず、思いきり口を大きく開けて食べること。そうすることで具材とバンズとのバランスも存分に楽しめて、美味しく上手に食べることができますよ。
ぜひ一度お試しください!(川)
|